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逆プラシーボ効果

プラシーボ(偽薬)効果という言葉は、今や誰もが知っていると思います。

「これはすごく効く薬なんですよ」とお医者さんから説明されて使った薬は、
実は偽薬であっても治療効果を上げる。

転んだりどこかにぶつけたりして泣いている子どもに
「痛いの痛いの、飛んでけ~」というおまじないが本当によく効く☆
のと同じです。


病気が再発しても私がずっとノーテンキなキャラでいられた最大の要因は
「自分が病気であることを忘れている時間が長かった・あまり思い出すことがなかった」
からだと思います。

ところが入院中は
「自分は病人である」ことが24時間、大前提なわけで。


考えてみたら、たまに2ちゃんやYouTubeで面白い投稿を見つけて笑う以外
“笑う”機会もほとんどなかった。

家にいれば、愛猫たちが一日に何度も笑わせてくれたり、ほっこりさせてくれたりするのに。

image_20120622111539.jpg


これではさしものノーテンキキャラも、鬱々としてしまいます。

まして医師から
「今回の痛みは“骨の痛み”ですからね」
「(骨転移により)骨が弱っている、無理をするとまた骨がつぶれちゃいますよ」
などなど聞かされて、
痛いの痛いの・・飛んでキターーーみたいな。


ずいぶん前に、長く看護師を勤めている従妹からこんな話も聞きました。
「がんは骨転移がいちばん気の毒。
寝返りを打っただけで骨折しちゃう患者さんもいるし、
その激痛に苦しむ様子はとても見ていられない。早く逝かせてやれよ、ってすら思う」
と。。
それをまざまざと思い出したり。

まぁ、偽薬ではない薬によって、痛みは抑えていただいたわけですが。



母から勧められて観始めたNHKドラマ『はつ恋』が、先週最終回を迎えました。

木村佳乃サン扮するヒロインは、最初の肝臓がんの難手術から五年後、
病気が再発して亡くなってしまう・・というエンディングでした。

がんが再発した場所は肝臓の門脈、発覚した時には余命1ヶ月、という筋書き。

門脈にできた肝臓がんは確かに難治です。
元亭主の父は門脈にたった2ミリのがんが見つかって、
それからわずか2ヶ月で帰らぬ人となってしまいましたので・・。


伊原剛志サン演じる執刀医は、ヒロインの父に病状を説明に行き、こう告げます。
「幸い骨に転移してませんので、、痛みはありません」。


おいおい。

これって逆に言うと
「骨に転移している⇒痛みがある」ってことぢゃないですか。。

それに「幸い」って何なんだよ「幸い」って。
“幸いじゃないことに”骨に転移している患者を、バッサリ斬り捨ててませんか・・?

脚本家も医学的なことまでよく調べたなぁと感心するとともに、
私はこれを見てまた急~に腰が、というか腰椎が、すご~く痛くなってしまったんですが・・?

逆プラシーボ効果、とでもいうべきか。


こうしたセンシティブな題材を扱って、よく調べたことをひけらかすのも結構ですが、
門脈に腫瘍がある、あるいは骨転移がある患者さんやその家族がこれを観てどんな思いを抱くか
・・脚本家はそこまで思いを巡らせたんでしょうか。


えっ!?
「ネタに使うな!」と怒っていたんだから、観なければいい、と。

ですよねー。。

“見なければいい”ものを余計に見に行きたくなるのは、
昔から私の悪い性癖ですorz


そうそう。

『はつ恋』でヒロインの旦那サン役を演じていた俳優さん、凄い演技派!です。

青木崇高さん。

青木さん


設定では「生命保険会社の、地方の営業所の所長さん」なんですが
これがまるまる「あるある」。w

私の好きな伊原剛志サンが、演技力で喰われてましたね~

NHKに見込まれているようです。

http://www.stardust.co.jp/section3/profile/aokimunetaka.html

今後の活躍に期待大☆☆☆



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願いごと

ぬぬぬ!

今日は7月22日です。
なのに。
さっきアップした記事の日付が「7月8日」になっていてびっくり!


原因はすぐに判りました。

私は7月8日に『願いごと』と題した記事を書きかけ、途中で保存。

それに上書きする形で新しい記事をアップしたら、
日付は動かないまま・・だったんですね。。


そう、書きかけたまま放置されていたのは『願いごと』です。

image_20120604083345.jpg

短冊の一枚ごとに託されたそれぞれの願いごとが、本当に切なくて。


多くは「早く元気になれますように」「痛みが取れますように」
「早く退院できますように」といった、患者さんやそのご家族や友人の願い。


その中で、目に留まったいくつかの短冊をご紹介します。

「生きとし生けるものすべてが幸せでありますように」

「がんも(カワイイ)自分の仲間」
「自分が死ねばがんも死ぬ」

「ママが早く元気になりますように ●●」
「なんとかしてもらえますように ●●のパパ」
「●●のママが早くなおりますように ××」
(●●ちゃんも××ちゃんも、ともに子どもの字でした)。。

「来年はきっとお星様と溶け込んでいますように」

被災地に思いを馳せる短冊もありました。
「被災地の方が 早く元気を取り戻せますように」


いちばん心に残ったのは、この一枚でした。

「痛いのによく頑張りましたね ありがとう」
裏には部屋番号・・。



七夕飾りは7月9日月曜日の早朝に患者会の皆様により撤去され
短冊はひとつずつ丁寧に外され、神社に納められたようです。


すべての短冊に込められた思いが、天に届きますよう。
願ってやみません。


退院しました

先週土曜日に退院しました。


入院してすぐ父と弟達にノートPCをプレゼントして貰い、
使えないスマホ以外の環境が整っていなかったわけでもなく
重篤な病状(?)にありPCを触ることもなかった・・わけでもなく

それでもすっかりブログ更新をサボってしまったのは、ひとえに
「毎日のように無言の退院をしていく患者さんを輩出する」病院、
という環境にめげきっていた・・からに他なりません。


がんのような病気を背負って闘病されている方は
何も悪いことをしていないのに、「死刑判決を受けていつ執行されるかわからない」
死刑囚と同じじゃないか、、なんて思ったり。


病院の気功や呼吸法の教室には積極的に参加しました。

入院中のご主人に代わり気功教室を受けに来た初老のご婦人が
「うちは、ひとり娘も乳がんなんですよ」と語るのを聞いて涙し

体を動かせない患者さんが毎朝、ベッドに寝たまま気功教室に参加される姿に涙し

天性のノーテンキを自認する私も、めげまくりの一ヶ月でした。
長期入院をされながら、毎日闘病記をアップされる方々は本当に強いなぁと思います。


患者さんのいこいとなっていた、中庭にある鳩の巣。

image_20120612071418.jpg

鳩は卵を二個しか産まない!ことは他の患者さんから聞いて初めて知りました。
この巣の卵は一個だけ孵ったようです。

よく見るとこの巣はもともと誰かが人為的に設置した“ザル”です。
鳩の親子が入るにはやや無理もあり足場も不安定と思われるんですが
そこで抱卵し子育てをする鳩のけなげさと
そもそもザルを設置して下さった病院スタッフの方のお気持ち・・
は感動もの。


七夕には、患者さん交流会が作成した七夕飾りが各階に。

image_20120604083345.jpg

それぞれの願いごとを込めた短冊が日に日に増えていきました。


私にとって願いごとがあるとすれば
「失踪したトクに再会できますように」。
これに尽きます。

神様を信じていないわけでもなく、トクとの再会を諦めたわけでもないんですが、
現世利益を望むとか何かを神仏にお願いすることはあまり好きではないので
私の短冊はついぞ付けずじまいでした。



嘘をついても強がっても仕方ないので、ありのままをご報告します。

今回の入院のきっかけとなった骨折は、
「がんの腰椎転移が引き起こした左足まひ」が原因でした。

骨が弱っているから、とにかく転ばないように、骨折しないように
階段の上り下りは絶対にダメ
長時間外出時は車椅子使用

・・と医師からは診断され、介護保険申請対象となってしまいました。


弟が富山から戻って来てくれて、退院前日に介護ベッド搬入完了。。

猫は本当に新しい物好きです。

IMG_20120714_073310.jpg


そしてトク似のカヨは、退院した私にベッタリ寄り添ってこの表情。

image_20120622091010.jpg


私はかけねなしに幸せです。


ご心配をお寄せいただいた皆さまに、この場をお借りして御礼申し上げます。

とりわけ弟のPさん、本当にありがとね。



弟へのメール

うつかれさん。


ついこの間の明け方、不気味な「お迎え?爺さん」を目撃したばかりだというのに
今日は朝6時にレギュラーコーヒーを買うために四階へ上ったら、
二日ほど前から面会謝絶の札がかかっていた部屋のじいさんが、
白い布にくるまれストレッチャーにて“裏口退院”して行くところに出くわしてしまった。


今まで「死ぬのは怖くない、この世に猫以外の未練はない♪」と公言してきた私ではあるが
全病室個室、入院患者は重病人ばかり、といったこの病院にこのような状況で入院して二週間、
しみじみ考えたことがある。

まだ意思があるのに体が思うように動かせず排泄も自力ではままならず・・
といった状態になって死んでいくのはイヤだなぁ・・ということ。


きっと「死ぬのは怖くない」なる私の持論は
「死にたくない」という執着を潔しとしない、ただひたすらそれだけの
臨場感の欠落したカッコつけに過ぎなかったような気がする。


『サイモントン療法』の本にも
「死を受容するということと、生きることを諦めることは違う」
「(生きること、健康になることへの)執着を手放すということは、諦めるということではない。
執着を手放すということは、
“今日、死んでもいい”“私には死ぬ準備ができている”という気持ちをつくること」
とある。

どうやら私は、死ぬ準備はできていないのに、ただ“諦めて”いた?
タチの悪いことに、それを潔いことと勘違いすらしていた?・・ような。



昨日は初めて『外気功』の教室を受けた。
講師は「手の施しようのない」末期がんから生還した『郭林新気功』の講師さん。


丹田に気のボールを作り、それを回転・膨張させながら地球から離れ⇒
木・火・土・金・水の順に宇宙を回り、対応する各臓器にその星の“気”を取り込む⇒
気のボールを反転させながら地球に還って来て⇒
清浄な滝に打たれるイメージ⇒
その滝の水は頭のてっぺんの“百会”からあなたの体に入り⇒
あなたの体の中の悪いものを洗い流しながら足の裏の“湧泉”から流れていく⇒
どんどん流れていく・・

最後に部屋に戻って来て、講師さんと「手をつなぐ」イメージ。
「あなたの悪いものを、私に下さい」と、数回気を入れてもらう。。

と、まったくハチャメチャなものなんだが、
体がジンジンする感じは確かにあり、一緒に受けていた若い男性の患者さんは
最後の“気”を受け、鼻血を出してしまったので
間違いなく何かの作用はあると思う。

この外気功、今度埼玉に戻って来たらぜひ!
受けてみることをお勧めする。


今日は二回目の個別イメージ療法を受けられる日で、wktkしている。
様子はまた報告するよ。


生業がんばっちクリ。


P.S.
今日のブログ記事はこのメールに汁。w



ユーレイ病院

以前、臨床検査会社にて病院回りの仕事に就いていました。

病院を回り、検査検体(主に血液)を集配し同時に報告書を届ける・・
と、一見カッコいい?仕事。

ですが、内情は3K、
特別な資格もないのにたくさんの知識を要求され
(ここだけの話ですが、必要に応じて遠心分離機を使ったり)
患者さんの命を預かり、絶対にミスは許されない
たいへんな仕事でした。

移動距離もハンパない。
私はこの会社に就職して、8ヶ月ほどで
高速道路をほとんど使わないまま、軽ワゴン車で3万kmを走破。
今にして思えば、椎間板ヘルニアの大きな引きがねとなったのは
この仕事だったかと。。


営業所は埼玉のほぼ全域と都内北西部の病院をカバーしていました。


病院ですからね、、
中には“出る”という評判のところもありました。

同僚や先輩達の間でとりわけ有名だったのは
『M総合病院』です。

当時60名以上いた同僚の中で知らない人はいない、といった有名っぷりで
古くからいるベテランの社員も
「夜には行きたくない」と口々に言っていました。

なんでも地下駐車場に、ユーレイが出るらしい・・
夜に行った社員で、“見た”ことのない人はいない、と。。

「自分には霊感のようなものはないと思っているが、あそこだけはダメ」
というベテラン社員さんの話は、何度も耳にしました。

私は幸か不幸か、一度も行ったことはありませんでしたが。。



実は日曜日の夜、またしても骨折をしてしまいました。

今度は右の鎖骨です。

ここのところ、腰痛がひどくてあまり動かないでいたため、
足の筋肉が衰えてしまった様子。

数日前から左足の膝が「カックン」状態になることがしばしばあって
気をつけてはいたんですが・・

日曜の夜、階段で足を踏み外してしまいましたorz
第一着地点だった右肩から「ボキボキボキッ」という音が確かに聞こえ
私はまた骨折を確信。


月曜日の午前中にお嫁さんのk美ちゃんが、病院に連れていってくれました。


いつも診ていただいている整形外科のダンディなおじいちゃん先生は

「あぁ、見事に折れちゃったねぇ・・
これはさすがに手術が必要だなぁ・・

でもこの病院では、整形外科の手術はやってないのよ。

午後から来る先生の病院が手術をやっているので、
その先生にもう一度診察してもらって、入院と手術について決めてもらいましょう」

と、またいつも通りにこやかに。


ところが“午後から来る整形外科の先生”の病院とは・・

ユーレイで有名な『M総合病院』と!


そっかぁ、、
ユーレイ病院に入院して手術、かぁ。。

と、午後の診察までk美ちゃんとファミレスで杏仁パフェをつつきながら
ユーレイ病院について話し、時間をつぶし。


結論から言うと、
「他にご病気もたくさんあるし、手術はしない方向でいきましょう」
というM総合病院の先生の診断で
星飛雄馬がつけていた大リーグボール養成ギプスのようなギプスを装着されて
帰って来ました。


体にメスを入れる、体の中に空気が入ることがよくない・・
ことは知っています。

とりわけがん細胞を抱えている患者には、メスが入ることによって
がん細胞が飛び散ってしまう・・ことも知っています。

加えてここまで足の筋力の衰えている私には、
手術と入院で数週間も寝たきりの状態に置くことは好ましくない
(ヘタをすると、そのまま寝たきりとなってしまう可能性もある)

・・と、M総合病院の先生は判断してくださったのでしょう。


感謝します。

筋力萎え萎えでそのまま起き上がれなくなる恐怖もさることながら、

ユーレイで有名なM総合病院に入院せずに済んで・・。



そうそう。

弟のブログタイトルでもあるキクの名前の由来もまだお話しできていませんし

そろそろ今までに体験した不思議ネタもろもろ、
お話ししないといけません、ね。


ついついソファに低反発クッションを重ねて
ゴロゴロと録画番組やDVD三昧の毎日ですが

これ以上足の筋肉が萎えないように!
鋭意努力します。



プロフィール

tokuratoku

Author:tokuratoku
埼玉県在住
転移性乳がん治療中。

2009年11月9日に失踪した茶トラの愛猫『トク』と再会できれば私の人生はコンプリート☆
昨年やって来た茶トラの子猫『カヨ』に癒されつつ

5匹の猫と1頭の外犬との日々
病気治療について、不思議な体験・・

もろもろ記していきます。

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